妙義山・中之嶽神社は日本一の大黒様と奇岩が拝めるパワースポット!【群馬】おすすめスポット

妙義山・中之嶽神社は日本一の大黒様と奇岩が拝めるパワースポット!【群馬】おすすめスポット
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最近子どもたちが山歩きにハマったらしく「また山登りたい!」というので、今回また僕・息子・娘の3人で日帰り登山をしてきました。という訳で榛名・赤城ときたらここしかありませんね。今回のおすすめスポットは群馬県富岡市の「妙義山 中之嶽神社」周辺をご紹介していきます。

まずは「県立妙義公園第一駐車場」へ。かなり広い駐車場なのですぐに見つけられます。中之嶽神社のすぐ目の前なのでそれらの看板を目印にすると良いでしょう。

ここ妙義山は九州の耶馬渓・四国の寒霞渓と並んで日本三奇景と言われ、奇岩怪石がたくさん見られる山です。他の山と違って凹凸が激しいのが特徴ですね。

では早速出発しましょう。ちなみに娘が持っている望遠鏡は、幼稚園の工作でトイレットペーパーで作ったものなので見えません(笑)

この駐車場には「中之嶽みやげ店」というお店もあってお土産やお菓子・玩具などがありました。

今回挑戦予定なのはこのコース。所要時間は約2時間と書いてありますが・・どうなることやら(^^;

この中之嶽神社には入らずそのまま歩道へ。何やら巨大な金色の像が見えますが・・これは後程。

登山道入口までしばらく歩きます。どんなトコかな〜とワクワク話しながら進んでいくと・・・

なんと工事中のため登山道に入れず!!!なんでも落石があったためその撤去作業中だとか。これは調査不足でした!(汗)

「えー・・パパ・・・」「えー・・・」と子どもたちから容赦ない非難の視線が注がれます。ちょ、ちょっと待って!今調べるから(・ω・;)

・・調べたところこの登山口から入れませんが、中之嶽神社から入って逆を回れば途中までは行ける模様。「えー、ホントにー?」「ホントにー?」と二人に言われながら来た道を戻ります(笑)


という訳で先程通り過ぎた中之嶽神社へ。ご覧の通り山奥とは思えない立派な鳥居がお出迎え。

そして金色の大黒様。息子は「すげー!剣もってるー!」と大喜び。男の子は単純です(笑)

神様の力をもらってパワーアップする少年の図。高さ20m・日本一のだいこく様と書かれています。

境内には食堂まであって、ここだけでも充分に目的地として楽しめる良い神社です。

更に奥へ進むとこんな感じ。至るところに説明書きや看板が立てられていて非常に親切な印象。

山登り前の安全祈願。息子は以前教えた「二礼二拍手一礼」がすっかり気に入った模様です。

ではお参りも無事すんだところで、いざ山登りへ・・・・・階段長っっ!!!∑(゚Д゚)

登山ルートにいくためにはまずこの階段を登らなくては行けません。逆に言えばこれに躊躇するぐらいでは山登りなど出来ないという訳ですね、頑張りましょう。

ノリノリで登っていく息子に対してゆーっくりと登る娘。でも小さい子はゆっくりの方がいいです。

無事登りきりました!そして登りきると上にも神社がありました。

せっかくなのでここでもお参り。とりあえず鐘を鳴らしたいだけの人たち。

ちなみにさっき登ってきた階段を上から見下ろしてみると・・・・高っ!怖っ!!∑(゚Д゚)

では登山道に入ってみましょう。本来とは逆ルートになりますが、特に問題なく入れました。

別のハイキングコースの看板がありましたが、こちらは10kmと書いてあるので厳しそうです(^^;)

どこまで行けるかわかりませんが、とりあえずこの「見晴台(330m)」を目指します。330mならすぐじゃん、と思っていたのが大間違いです。

妙義山は榛名・赤城と違い非常に石や岩が多い山で、しっかり足場を選んでいかないと足首を消耗します。そして山登りの330mは平地の330mとは違います。(当然ですが^^;)

何やら面白い形の岩を発見。恐竜みたい!とか動物みたい!とか喜んでいました。こういうおもしろ岩めぐりも妙義山の楽しみの一つです。

とは言えこの岩場、土や草のない道というのも結構疲れるものですね。ちょっとずつ足首や足裏にダメージが溜まっていきます。翌日の疲労が心配です。

一旦休憩していたところに、この日の救世主が現れました。ものすごく優しい老夫婦のお二人が話しかけてくれて、子どもたちを励ましてくれました。

更には「せっかくだから一緒に登ろうか」と言ってくれて、子どもたちに度々話しかけてくれました。若干疲れの見えていた子どもたちはやる気を取り戻します。・・え、神様?

聞けばご主人は元小学校の先生、奥様は元幼稚園の先生だったそうで、もう子どもたちの扱いが完璧でした。もう僕のフォローが要らない程に仲良く元気に登って行きます。

ちなみに岩の多い登りづらさはあるものの登山道はしっかりと整備されているので、危ない場所はほとんどなく、3〜4歳ぐらいの子どもでも充分に登っていけました。

そして看板が見えてきました。「第四石門へ向かうルートは上級者のみ」となっていましたので、当初の予定通り見晴台を目指します。

このご夫婦は山登りもベテランのようで、この妙義山も何度も来ているようでした。なんでしょう、今回の助っ人は強力過ぎます。パワースポットだからでしょうか。

見晴台に到着!・・と言ってもこの岩を登らないと見晴らすことが出来ません。

ここでもご夫婦に助けてもらって、息子も娘も見晴台に登ることが出来ました。ここは僕一人では危険だったので、本当に助かりました。もう感謝しきりです。

そして見渡すこの景色。変わった岩の形が随所に見られて、普通の山と違う面白い景色です。

ご夫婦が「あそこの岩が大砲岩で、あそこが第四石門で・・」とガイドまでしてくれました。もうここまで来るとガイド料と保育料をお支払いしなければいけないレベルです(笑)

「あの辺りに鎖場があって鎖で岩山を登るんだよー」と教えてくれました。鎖で岩山を登る・・?なんだか子連れ登山初心者には想像できない危険な響きです。

「ちなみにあそこのてっぺんまで登れるんだよー、危ないけどねー」と言っていました。おそらく僕らは一生辿り着けることはないでしょう(笑)

ちなみにこの見晴台はほとんど崖の上にあり、手すりなどもないため高所恐怖症の方にはオススメできません。恐る恐る下を見てみると・・・高っ!怖っ!!∑(゚Д゚;;)

そして行けるのはこの見晴台まででしたので、ここで引き返す事にします。ただ充分楽しめたので初心者の方はここが目的地でもいいかもしれません。

帰りはもちろん来た道を引き返します。どこまで行くかわからない行きよりも、帰りの方が少し気が楽ですね。体は行きより辛いですが(笑)

ただここでもご夫婦が話しかけて励ましたり気分を上げてくれたりと、本当に助かりました。今回僕の出番なかったぐらいです。

最後はあの長ーい階段を降ります。足腰に疲れが溜まっている状態なのでここは要注意です(^^;)

偶然に御祈祷に訪れていた人がいて、これもまたラッキーでした。しかもご夫婦が僕らの記念写真まで撮ってくれて、なんかもう至れり尽くせりでした。本当にありがとうございました!県内の方らしいのでまたどこかで会えたら嬉しいです(^-^)

車に戻っておやつタイム。今回は別に泊まりではなかったのですが、休憩用に乗ってきたキャンピングカー大活躍でした。天気も良く、良い人たちにも出会え最高でしたね。正規の登山道が復活したらまた来たいと思います。

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ちなみに富岡市には群馬サファリパークなどもあるので、子連れ旅にオススメです。ぜひ(^-^)

<妙義山&中之嶽神社>
〒370-2621 群馬県甘楽郡下仁田町上小坂1248
営業時間:9:00〜17:00(中之嶽神社)
電話:0274-82-5671
ホームページ:https://www.nakanotake.com
おすすめ度:S(大人:◎ 子ども:◎  ペット:◯   駐車場:◎)
九州の耶馬渓・四国の寒霞渓と並んで日本三奇勝に数えられ、奇岩怪石が林立する名勝。そして榛名山・赤城山と並ぶ上毛三山として群馬を代表する山の一つでもある。面白い岩や石が多数あるのが特徴で、中でも第一から第四までの石門を巡るルートは人気の登山道でもある。またゴールでもある中之嶽神社には日本一の大黒様や充実した食堂などがあり、登山の行き帰りに立ち寄るのにも非常に良いスポット。駐車場も広く大型車も可。ペットもOKだが登山道は岩場が多いので注意。

山登りも出来たので帰ろうとしたら「温泉いきたい。」「いきたい。」と温泉コール。まあ確かに着替えもあるし、まだ時間はあるけど・・・という訳で妙義山編・次回に続きます(^^;)

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