不二洞は上野村・天空回廊にある関東最大級の鍾乳洞!【群馬】おすすめスポット

不二洞は上野村・天空回廊にある関東最大級の鍾乳洞!【群馬】おすすめスポット
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全4回に渡ってお送りしてきた上野村キャンピングカーの旅、今回でいよいよ最終回!ラストは関東最大級の鍾乳洞「不二洞」です!不二洞は群馬県多野郡上野村にある鍾乳洞で、洞窟の全長は2.2kmと関東一の規模を誇り、県の天然記念物にも指定されています。

この不二洞は「天空回廊」の川和自然公園内にあるため、駐車場に停めたままで上野スカイブリッジとどちらにも行くことが出来ます。

駐車場から階段を上って行くと・・

総合案内所があり、ここでまずチケットを購入します。料金は大人800円・小中学生500円(未就学児無料)です。中は売店にもなっていて、食べ物やお土産を買うことも出来ます。

この総合案内所から見えるスカイブリッジもまた綺麗に見えます。

では、チケットも購入したので不二洞へ向かいましょう!不二洞内にはトイレがないので、総合案内所で寄っておかないと後悔します。

車に忘れ物を取りに行っている間に妻と息子は先へ。後から走って追いつこうと思っていたら、不二洞まではずーっと坂道が続いていて、娘を抱っこしたまま追いつくのは至難でした(^^;)

頑張って歩いてようやく入口まで到着、ここまで来るだけでかなりHPを削られました。洞窟前のベンチが貴重な回復ポイントです。

早速、扉を開けてみると・・・

ものすごいダンジョン感のある真っ直ぐなトンネルでした。平坦に見えますが実は結構な上り坂です。

途中のベンチで休んでみたりしつつ、更に奥へと向かいます。

トンネルの終点にあるもう1枚の扉を開けると・・・

ご覧の通り。もうダンジョン感ではありません。完全にダンジョンです。ワクワクします。

洞窟内はライトアップされていて、更に幻想的な光景が作り出されていました。

全体マップ。もう完全にドラクエのそれです。螺旋階段を登って更に上を目指すようです。出口の更に奥、地図の左下部には絶対に伝説の武器があります。

螺旋階段をグルグルと登っていきます。確か148段と書かれていたと思います。

この階段が冒険者たちの体力を更にじわじわと削っていきます。

各部の見所にはこのように案内板がありました。逆にこれと案内音声がなかったら本当にダンジョンです。

「コウモリグアノ」と書かれた案内板。長い間コウモリが天井にぶら下がっていた後らしく、上を見上げると・・

確かに天井にいくつかの穴が空いていました。自然界が作り出す形は何とも言えず綺麗ですね。

座胴の間。この不二洞は修行でも使われていた場所だそうで、おそらくここで座禅を組むのでしょう。

悠久の滝。ここを登ると極楽浄土に行けるのでしょうか。

螺旋階段の後も階段はまだまだ続きます。通路が整備されていますが、足元は濡れているので気を付けて進みます。

脱衣所。三途の川、閻魔の百聞馬場などもありました。どうやら地獄へ向かっている模様です。

針の山。ラスボスが近づいてきている感じがあります。

閻魔の金剛杖。この杖を七回触ると心配事や悩みがなくなるそうです。たぶんセーブポイントです。

・・・きました!ラスボスです!!(実際には光量が足らずにブレブレだっただけです。)

洞窟内は全体的に暗いので写真を撮るのが大変です。まあ要は腕が足りない言い訳です。

これも妻と息子が高速移動してる訳ではありません。ブレているのです。

洞窟内は天井が低いところも多く大人だと頭をぶつける場所もありますが、危ない場所はゴムなどで養生されているので安心です。

狭い道や歩きにくい道もありましたが、大人が付き添っていれば幼児でも問題なく歩ける印象でした。

今度は階段を降りていきます。この洞窟自体もすごいですが、洞窟の通路を整備した人もすごいと思います。

灯の柱。炎系の魔法が使えるようになります。

氷石。氷系の魔法が使えるようになります。嘘です。

ようやく出口を発見!長かったダンジョンに終わりが見えました。

案内によると「この先も行き止まりだが見学コース」との事。最初の地図で見た伝説の武器がある方ですね。

しかし先を見るとまだまだ長い道が続いていそうだったので、今回は伝説の武器を諦めることにしました(※ありません)。

さあいざ地上へ!まばゆい光が見えてきました!

到着!やっぱり人間、太陽の光を見るとほっとしますね。

最後の階段は一段がすごく高いので、息子も頑張って登ります。

正真正銘のゴール!ブログ用にと言って後ろ向きでピースしてくれました。ありがとう。

そして最初から最後まで見事なまでに寝ていた娘。パーティにいたら確実に足手まといのヤツです(笑)

外は山に囲まれて、携帯電話は当然のように圏外でした。

とりあえずゴールに着いたので、たべっこどうぶつで腹ごしらえ。体力を回復します。

洞窟内でいくつも階段を登ってきたので当然降りなければいけませんが、帰りの道はまっすぐで緩やかなので行きよりも全然楽です。

ゆっくりと下り道を歩いていきます。帰りはのんびりとハイキングを楽しめます。

最後は息子の要望で川和自然公園の遊具で遊びました。何回も何回も滑り台をすべって、ぶっちゃけここが一番いた気がします。長いローラー滑り台もありましたが、故障中で使用禁止でした。

車で出発し少し遅めのお昼は道の駅上野の向かいにあるそば屋「福寿庵」へ。毎朝粉から挽いて手打ちしているという蕎麦は絶品で、お店の方たちの温かい対応もとても良かったのでご紹介しておきます!上野村へ来た際には、是非この福寿庵のおそばを食べてみてください!

<不二洞>
〒370-1614 群馬県多野郡上野村大字川和665
入洞受付時間:9:00〜16:30(冬季は変更あり)
電話: 0274-59-3117
ホームページ:http://www.uenomura.jp/tourism/play/fujidou.html
おすすめ度:A(大人:◎  子ども:○   ペット:×  駐車場:△ )
コメント:上野村のリゾートスポット「天空回廊」内にある鍾乳洞。洞窟の全長は2.2kmと関東一の規模を誇り、県の天然記念物にも指定されている。洞内には階段と照明が整備され、400年前に僧が探検したことから仏教的な名称が付けられた鍾乳石の柱など、多彩な自然の造形美と幻想的な世界を見ることが出来る。チケット売り場である総合案内所にしかトイレがなく、洞内は往復で40分ほどかかるので体力に自信がない場合は注意が必要。駐車場は多いが、途中の山道が狭いので要注意。ペットは不可。

 

少し人を選ぶ場所だと思ったので、本当はB評価にするか迷いましたが、スカイブリッジと合わせ技一本でA評価にしました!本来のルート予定だった「恐竜センター→ヴィラせせらぎ(日帰り入浴)→道の駅上野(車中泊)→スカイブリッジ→不二洞」と行けば、最短ルートで回れますのでモデルルートとしてぜひ参考にしてみてください(^-^)/

今回、娘も段々とくるま旅をできるようになってきたのがわかったので、また泊まり旅も再開していきたいと思います!それでは!

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