群馬県立昆虫の森は古き良き里山で虫捕り体験ができる自然体験施設!【群馬】おすすめスポット

群馬県立昆虫の森は古き良き里山で虫捕り体験ができる自然体験施設!【群馬】おすすめスポット
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前回の東京編と打って変わって今回はTHE・群馬な場所をご紹介します(笑)。せっかくの夏休みなので子どもたちを連れて夏休みっぽいスポットに行ってきました。という訳で今回ご紹介するのは群馬県桐生市にある「ぐんま昆虫の森」です!

群馬県立ぐんま昆虫の森で夏休みの子どもたちと一緒に虫捕り体験!【群馬】おすすめスポット

ここは4年前にもご紹介したおすすめスポットですが、少し大きくなった子どもたちを連れて行ったらまた違う発見がありましたので、改めてご紹介したいと思います。

今回はキャンピングカーで行きましたがここは大型車用の駐車場もあるので大丈夫です。おそらく小学校の遠足とかでマイクロバスを沢山停めるためなんでしょうね。

では虫取り網を持っていざ出陣。以前は施設内で虫取り網の貸し出しサービスもしていたのですが、コロナ対策のせいかなくなってしまったので持参しました。

夏休みという事もあり駐車場にもかなりの車。県外の方も沢山いましたね。確かに群馬(田舎)を感じるにはもってこいの場所だと思います。

ちなみに場内は約45ヘクタール(東京ドーム10個分)でかなり広く、アップダウンもあるので歩きやすい靴が必須です。体力に自信のない方は奥へ行きすぎないようにしましょう。

入口で入場料を払ってしばらく歩くと、まずは屋内施設「昆虫観察館」が見えてきます。

ここはいわゆる博物館的な場所になっていて、実際の昆虫や標本など大人でも充分に楽しめる規模の展示内容になっています。(以前の記事でじっくりご紹介しているのでそちらをどうぞ。)

定期的にワークショップ等も開催されているようで、親子でクラフト体験を楽しんだりも出来ます。

特別展はみんな大好き「カブト・クワガタ展」でした。夏休みの子どもたち向けなのでしょうね。

超大型のクワガタやカブトムシもいたりして子どもたちも釘付け。大人も見応えたっぷりです。

それでは外に出ていよいよメインの虫捕りを開始。ここのメインなんと言っても場内の豊かな里山で虫捕り体験ができるというところです。

と、早速小さなバッタをゲット!前回は全く捕まらなかったので幸先の良いスタート。ちなみに捕った虫は観察してキャッチ&リリースで持ち帰ることは出来ません。

やってきたのは「バッタの原っぱ」、その名の通り沢山のバッタがいるスポットです。虫捕り網を持った子どもたちが里山を歩き回る姿は良い絵面ですね。

ここで娘がバッタでなくチョウをゲット!普段はぼーっとしてるのに何故かこういう時だけはすばしっこい娘です(笑)普段もこれぐらい俊敏に動いてくれると(以下略)

虫を捕りながら場内を奥へ奥へと進んでいくと「かやぶき民家」が見えてきました。そう、今回じっくり紹介したいのはこの場所です。

ここは昔ながらの遊びが体験できる場所になっていて、小さい竹馬やフラフープの他にもおはじきやメンコなど懐かしの玩具が沢山あります。

釣りに挑戦。昔の遊びはアナログですが、今のデジタルと違った体を動かす楽しさがあります。

そしてこのかやぶき民家は中に入る事も出来ます。入口で名前を書いて中に入ると・・・

中では繭から毛羽を取る「まゆかき体験」をすることが出来ました。出来上がった繭の周りの糸を取る作業なのですが、これが子どもたちに大ハマり。

他の子の分がなくなっちゃうんじゃないかってぐらい剥いていたら、係員の方が「まだまだいっぱいあるんで大丈夫ですよ、むしろもっとやってください。」との事(笑)。

確かに奥を見ると大量の繭がありました。黄色い繭も綺麗ですね。黄色の糸になるんでしょうか。

色々な道具もあって係の方が説明してくれました。時期によっては糸を作る体験も出来るんだとか。

日本昔ばなしのような囲炉裏。茅葺き屋根は何もしないと湿ってしまうため、囲炉裏で火を燃やして乾燥させるという役割もあるそうです。勉強になりました。

何とも愛嬌のある馬の模型。昔の家は室内に馬がいたんですね、匂いは大丈夫だったんでしょうか。

さて虫捕りを再開。前回と違って子どもたちが成長したせいかかなりの数を捕まえられました。

トンボとバッタを持ってご機嫌な娘。他にもセミやカエルなど沢山捕まえる事が出来ました。

フォームも様になってきた息子(6歳)。なかなか捕まえられなかった前回(2歳)が懐かしいです。

途中で他の子とも仲良くなり、虫捕り競争をしていました。いいですね、THE・日本の夏です。

仲良く並び歩く子どもたちにほっこりしつつ、先程の昆虫観察館に戻りましょう。

最後にやってきたのは「ふれあい温室」。昆虫の森に来たらここを寄らずに帰れません。

ここは亜熱帯の世界が再現され、こんなに超至近距離で様々なチョウを見る事が出来ます。

もちろん触ったり捕まえたりは出来ませんが、手の届く距離で無数のチョウが舞う景色はとても綺麗で一見の価値ありです。何度見ても感動します。

温室内は亜熱帯の植物が生い茂り、実際に川が流れていて水場があったり、

天井はガラス張りのドームになっていたりと、この巨大温室を見るだけで充分楽しめます。

4年前と違って虫をたくさん捕まえられるようになったり、まゆかき体験で色々なことに挑戦してみたりと、子どもたちの成長がたくさん見られた一日でした。やはり子育ての最大の楽しみは成長していく姿を見られる事ですね。

<群馬県立 ぐんま昆虫の森>
〒376-0132 群馬県桐生市新里町鶴ケ谷460−1
開園時間:9:30〜17:00 (11月〜3月は16:30まで)
電話:0277-74-6441
ホームページ:http://www.giw.pref.gunma.jp
おすすめ度:A(大人:◎ 子ども:◎ ペット:× 駐車場:◯)
コメント:東京ドーム10個分の敷地内で虫捕り体験やその他プログラムが楽しめる体験型教育施設。昆虫以外にもかやぶき民家で昔遊びやまゆかき体験ができるなど、日本の古き良き里山を体験できるという自然体験施設になっている。メインである虫捕り体験はバッタ、トンボ、セミなど様々な虫を捕まえる事ができ、また屋内施設には亜熱帯の世界で無数のチョウが見られる温室があったりと見どころも満載。都会の子どもたちが群馬の大自然を体験するのに最適なスポットになっている。駐車場は大型車も可。ペットは不可。

今年の夏休みは都会と田舎を両方満喫できたいい夏休みでした。ただキャンピングカー旅をしなかったので、次の連休ではそろそろ久しぶりに車中泊で長旅を楽しみたいですね(^^)

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