新田金山城跡は男心くすぐる石垣が残る絶好のハイキングコース!【群馬】おすすめスポット

新田金山城跡は男心くすぐる石垣が残る絶好のハイキングコース!【群馬】おすすめスポット
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第二子出産が少しずつ迫ってきて、公私ともにバタバタとしていたら1ヶ月も間が空いてしまいました。今回のおすすめスポットは群馬県太田市にあります「新田金山城跡(にったかなやまじょうし)」です!

新田金山城は戦国時代、その名の通り「新田金山」という標高235mの山の地形を活かして造られた山城で、現在は城は残っていないものの石垣や堀が再現されており城跡としてはなかなか見応えがある場所です。以前に紹介した「ぐんまこどもの国」に近く、頑張ればハイキングコースを歩いても行けますが、前述の通り山の中にあるので歩いていくにはそれなりの準備と覚悟が必要です(^^;)

以前の記事:ぐんまこどもの国【群馬】おすすめスポット

車なら近くの駐車場まで行けるので、足に自信のない方は車をお勧めします。今回はモータープールという城跡に一番近い駐車場に停めましたが、ここからでも城跡までは15分程度かかります。

ここの駐車場にはトイレがあり、トイレの上が展望台になっています。

登ってみればご覧の景色。関東平野を一望できて、夜景スポットとしても有名だそうです。

地図で現在地を確認。地図で見ると、こどもの国がものすごく近く見えますが山道なので騙されてはいけません(笑)

入口に到着。ここから歩いて山頂を目指して行きます。

全体図の案内がありますが、この案内板も含め解説の細かさが半端ではありません。

今回は枝の剣を持って出発。山道ですがしっかりと整備されているので、歩きやすいです。

早速、案内板がありました。素人にはわかりませんが城好きにはたまらない解説なのだと思います。

道を少し外れて奥へ進むと・・・

「桟道」と書かれた看板が。解説を読むと敵から攻められた時は壊してしまう道との事。

そして、この桟道が見事に再現されていました。危ないので通ることはできませんが、ちょっとワクワクしますね。

更に進んでいくと石垣を発見。だんだんRPG感が出てきました。こういう場所は好きです。

おそらく当時の状態が再現された木の橋。

実際に攻め込む時にはこういう細い橋や複雑な地形を進む訳ですから、山城攻めが難しいと言われる所以なのでしょう。

と、ここで息子が大きなドングリを発見!特に意味はありませんが、何となく重要アイテム気分で持って行きます(笑)

物見台と呼ばれる展望台がありました。

当時はここから敵を発見したり、異常がないかを見張っていたとの事。見ての通り非常にいい眺めです。

物見台からの眺めに息子もご機嫌。相変わらずいつも楽しそうね。

前日の台風の影響からか痛んでいる建物もありましたが、逆にそれが味になっています。

月ノ池と呼ばれる池の向こうに石垣が見えてきました。

石垣へ到着!日差しが強すぎたので若干加工してありますが、見事な石垣です。

まるで遺跡のような佇まいはなかなか見応えがあります。

どこからか「にゃー」と猫の鳴き声が・・・どこだ?

いました。野良猫らしき猫がこちらの様子を伺っています。

近づいてみると、向こうも近寄ってきました。仲間になりたそうな目でこちらを見ています。

家には猫アレルギーの妻がいるので仲間にすることは出来ませんが、しばしのふれあいタイム。

今度は日ノ池と呼ばれる先程より大きな池が見えました。なるほど日(太陽)と月なんですね。

ここで池のほとりドングリ転がしを楽しみ始めた息子。ドングリを投げて・・・

転がし・・・

拾って・・・をひたすら繰り返す貴族の遊び。おそらく20分程この戯れを繰り返しました。

と、ここで先ほどの猫が再登場。どこまで人懐こい猫なのでしょう。

本日二度目のふれあいタイム。猫の方も満更でもない感じです。

「さあ撫でたまえ」と言わんばかりの仕草。やっぱり猫も可愛いですよねぇ。

休憩所があったので、トイレついでに少し休んでいくことにします。

ダイドーの自販機も完備されているので、ヨービックを買って水分補給。

僕「半分ちょうだいね。」 息子「やーだよ。」 貴様・・・。

気を取り直して山頂を目指していくと、金山の大ケヤキと呼ばれる大きな欅。見事です。

更に山頂には新田神社という神社があります。

いつものようにお参りをして・・・

・・・礼。慣れたもんです。

神社の隣には「金山山頂」と書かれた目印?がありました。

新田神社の隣には御嶽神社と、

梅若稲荷神社があります。連なる鳥居が写真映えしそうなのですが、前日の台風の影響で入れませんでした。残念。

お参りを終えて別ルートから駐車場へ戻っていくと、行きに見た桟道を下から見ることができました。うーん楽しそう。

更に金山城跡の近くには石垣をイメージした外壁となっている「史跡金山城跡ガイダンス施設」があります。

中には当時の金山城が模型で再現されていたりして、行った後に見ると「あ、ここがあそこの石垣か〜」となって面白いです。城跡に行く前に見ると更に楽しめるかもしれませんね。

<新田金山城跡>
〒373-0027 群馬県太田市金山町40−98ほか
電話:0276-20-7090(太田市 文化財課)
オススメ度:B(大人:◯ 子ども:◯ ペット:◯ 駐車場:◯)
コメント:戦国時代の山城「新田金山城」の城跡で、城はないものの石垣や堀など当時の状況が再現されていて、解説も非常に細やかになっている。特に石垣はとても見応えがあり、まさに城跡という雰囲気がしっかり出ている。周辺にはハイキングコースも整備されていて、歩きやすくて景色も良いので軽登山を楽しめる。城好き、歴史好きならばより楽しめる場所だが、特に遊ぶ場所がある訳ではないので小学生ぐらいの子どもは退屈してしまうかも。駐車場は数カ所あるが、やや細い山道なので大型車・トレーラーは要注意。ペットは特に注意書きもなく、ネットで見る限り同伴可能。

もうすぐ妻が臨月に入る為なかなか出かけられないと思いますが、息子は可能な限り外に連れ出してあげたいですね。しばらくの間は更新が止まるかもしれませんが、細々やっていきますので今後も宜しくお願いします(^-^)

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