群馬県立歴史博物館は歴史好きでなくても楽しめるお洒落な博物館!【群馬】おすすめスポット

冬の寒い中で雨まで降ったら、例え休みの日でも出かける気がおきませんよね。でも子どもは出かけたがっている、どうしよう・・・そんな時に活躍するのが屋内施設です。という訳で今回は、群馬県高崎市にあります「群馬県立歴史博物館」をご紹介します!
群馬県立歴史博物館は2016年にリニューアルされたばかりで、常設展示として原始〜近現代までの群馬の歴史が紹介されていたり、特別展示として時期により様々な歴史の資料が展示されています。
もうすぐ3歳になる息子ですが、今までも「鉄道博物館」や「おもちゃと人形博物館」など博物館は結構楽しめていたので、ちょっとレベルアップして歴史博物館もいけるんじゃないか?と思ってトライしてみました。

まずは駐車場へ。歴史博物館は都市公園「群馬の森」内にあるので、群馬の森の駐車場へ停めます。群馬の森には駐車場が第1〜第4までありますが、第1駐車場が一番広く博物館にも近いです。

余談ですが、赤ん坊を乗せるのでMINIの「BABY IN CAR」ステッカーを貼りました。クラブマンではなくクロスオーバーですが可愛いので気に入っています(^-^)

では早速行ってみましょう。案内板によると、群馬の森内にはどうやら美術館もあるようです。

橋に飾られたステンドグラスが何ともオシャレです。やっぱり赤が好きか。

入園ゲートから園内へ。ちゃんと警備員らしき方もいました。

群馬の森の園内マップ。エリアによってはペット連れOKなので、わんこの散歩も楽しそうです。

入ってすぐ左手に見えてきたのは「群馬県立近代美術館」。

また別の機会に行ってみようかと思いますが、美術館は僕も理解できるか怪しいので今回はスルーします(笑)

しかし息子は美術館前の巨大なおウマさんに夢中。確かにこれはカッコイイ。

雨が降り出しそうな天気でしたが、芝生広場には散歩している人もチラホラ。

広場には対決(?)している馬の銅像もありました。群馬だから馬なのでしょうか。

目的地「群馬県立歴史博物館」に到着しました。3年前にリニューアルされたばかりという事もあり、建物がとても綺麗で立派です。

現在の展示内容は「綺羅美耀(きらびやか)」というビジュアル系ロックバンドのような名前の特別収蔵品展と、「昭和のくらし」というどストレートな名前のテーマ展示。タイトルのギャップがすごいです。

では早速中へ入ってみましょう。入り口も立派です。

受付でチケット(大人300円・中学生以下は無料)を購入。小さい子は珍しかったのか、受付のお姉さま方に可愛がられる息子。

ちなみにチケットを購入しなくても利用できるエントランスホールには情報検索コーナーや

歴史を学べる本を取り揃えた図書コーナー。

目を引く群馬県の立体模型&プロジェクションマッピングなど、ここだけでも何やらすごそうな雰囲気。

ではまず常設展示室から。こちらでは群馬県の原始〜近現代までの歴史が紹介されています。

最初は「綿貫観音山古墳の世界」。地元・綿貫町の観音山古墳で出土した埴輪などが展示されています。

ぶっちゃけてしまうと歴史は詳しくないのでサッパリだったのですが(笑)、展示のされ方がとても綺麗で凝っているので普通に見ていられます。

より詳しく知りたい方のために映像による紹介コーナーもありました。

ぐんまちゃんに導かれるまま順路を進みます。

次に現れたのは群馬の年表とタイムトンネルのような不思議な入り口。前に立ってみると・・・

ぐんまちゃんの可愛らしいアニメーションが流れ始めます。
パラパラ漫画みたいでいいですね。では案内通り原始時代に行ってみましょう。

原始。パネルの前に立つとナレーションが流れます。

当時を再現した集落のジオラマ。こちらもとても凝っています。

縄文至宝の部屋ではまるで現代の宝石店さながらに、当時の宝石が展示されていました。

続いて古代。古墳時代のあたりのようです。

ここにも集落のジオラマがありました。

おさわり禁止の貴重な石棺。息子がとても触りたそうに見ていました。ダメよ。

ここで凄かったのは「バーチャルツアー」というゲームのような映像。

タッチパネル式でシミュレーションゲームさながらに画面を操作し、

当時の人々から話を聞くことが出来ます。なぜここにお金をかけたんでしょう(笑)

お次は中世。男の子がみんな大好き戦国時代のあたりです。

戦国時代という事でウキウキしていたのですが、あまり戦国らしきものは少なく。

しいて言えば目玉はこのタッチパネル式の城跡紹介でしょうか。うーん、ちょっと残念。

近世まで来ました。案内を見る限り江戸時代あたりのようです。

ここにも集落のジオラマが。時代が進むに連れて段々とバージョンアップしていく集落が面白かったです。

戦国時代にあるかと思っていた鎧兜はここにありました。まじまじと見ていたら息子が「パパはこれが見たかったの?」まあ、見たかったという程ではないんだけどね・・(^^;)

さていよいよ近現代まできました。ここまで来ればだいぶ身近に感じられます。

ジオラマも最終進化して富岡製糸場になりました。ザ・世界遺産。

富岡製糸場もまだ行ったことがないので、ぜひ行ってみたいと思います。

そして息子が序盤から楽しみにしていた車&バイクまでやってきました。

スバル360とラビットスクーター。今このデザインで出せたら逆に売れると思います。

販売第1号購入者は松下幸之助だったんですね。普通に勉強になりました。

他にも群馬県民なら知らぬ人はいない上毛かるたや群馬交響楽団の歴史など、この辺りの時代になればだいぶイメージが湧きますね。

「歴史の糸」と壁に書かれた絵。全部一筆書きなのがすごいです。

「歴史は未来につづく」という言葉と共に、歴史は更に進んでいきます。

そして「昭和のくらし」展。僕は昭和生まれなので、昭和と聞くともう現代な感覚です。

古き良き時代のリビング、もとい居間が再現されていました。

係の人が「自由に触って頂いていいですよ」と言ってくれたので、こたつにお邪魔してみました。「パパ、みかん食べてもいい?」うん、ダメよ。

洗濯機の歴史。奥の二槽式洗濯機は実際に見たことがあります。

息子は井戸式が気に入った模様で、しばらく井戸をキコキコと動かしていました。

ここで常設展示は終了。ぐんまちゃんに促されて出口へ進みます。

続いて企画展示室へ。

こちらでは普段見ることのできない群馬の貴重な文化財が展示されていました。巻物や掛け軸。

戦国武将・加藤清正の書状。

甲冑や刀の数々・・・。しかしこちらはより通好みな内容となっており、歴史初心者の僕ら親子としてはイマイチでした(^^;)

帰りにエントランスホール奥にあるミュージアムショップへ。

歴史に関する書籍やグッズ、そしてパンなども売っていました。

ここで息子が埴輪のクリップ「埴っぷ」を気に入り「パパ、これ買う」とおねだり。450円のクリップは少々高い気がしますが、入場料も安かったので買ってあげることにしました。

歴史博物館はこれにて終了。ついでなので、美術館もちょっと覗いてみましょう。

美術館にもミュージアムショップがあって、

美術館らしいお洒落でセンスのいい小物がたくさん売っていました。

図書コーナーもあって、なかなかの充実ぶり。

そして美術館の奥には「森のレストラン ころむす」もあるので、博物館と美術館を巡ってお茶をする・・・なんていう洒落たデートコースも出来ますね。

レストランは外から見るとこんな感じ。うーん、なかなかお洒落。機会があったらまた来てみます。
<群馬県立歴史博物館>
〒370-1207 群馬県高崎市綿貫町992−1
電話: 027-346-5522
開館時間:9:30〜17:00(月曜 休館日)
オススメ度:B (大人:○ 子ども:△ ペット:× 駐車場:○ )
コメント:都市公園「群馬の森」内にある2016年にリニューアルされたばかりの歴史博物館。原始〜近現代までの群馬の歴史が紹介・展示がされている他、期間限定の特別展示などもある。展示のされ方が非常に綺麗で凝っているので、歴史好きはもちろんそれほど興味がない人でも楽しめる内容となっているが、子どもにはやや難しい。館内はミュージアムショップや図書コーナーもあり、また群馬県立近代美術館も隣接しレストランや公園もあるので一日中楽しめるスポットになっている。駐車場は大型車・トレーラー可。館内はペット不可(群馬の森は一部エリア可)。
天候が悪い日はやっぱり屋内スポットに限りますね。歴史博物館はまだ息子には早かった気がしますが、大人にはわからないだけで色々な刺激になっているかもしれませんし、とりあえず何でもやらせてみようと思います。(^-^)
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