上毛野はにわの里公園はドラクエのダンジョン感溢れる古代遺跡!【群馬】おすすめスポット

上毛野はにわの里公園はドラクエのダンジョン感溢れる古代遺跡!【群馬】おすすめスポット
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すっかり恒例となってきた父と子・男二人旅。今回は群馬県高崎市にあります「上毛野はにわの里公園」に行ってきました!
その名の通りハニワをシンボルとした公園で、知る人ぞ知る群馬のB級名物スポットです(^-^)

「上毛野はにわの里公園」は日本の歴史公園100選にも選ばれている歴史公園で、園内に八幡塚古墳と二子山古墳の二つの古墳をはじめ博物館・文学館・体験工房・レストラン・直売所など様々な施設が揃った複合型のスポットになっています。

駐車場に到着!園内の「かみつけの里博物館」側に大型車20台・普通車54台の駐車場があり、混雑するような場所ではないので停められないという事はまずないでしょう。

むしろこの規模で大型車20台分あるのが不思議です(笑)道の駅のように大型車用の休憩スペースにでもなっているのでしょうか?しかしおかげで大型キャンパーもトレーラーも余裕で停める事が出来ます。

では車内で昼食を済ませていざ出発!早速「八幡塚古墳」とハニワが見えます。想像していたよりも規模が大きくてワクワクしてきました。住宅街に突如現れた古代遺跡は、ドラクエ世代には堪らない雰囲気がたっぷりです。

「はにわ が あらわれた!」どことなく愛嬌があって可愛いハニワですね。ゲームだったら仲間になってくれるタイプです。

息子は初ハニワに興味津々。仲間にしてあげたいところですが、持って行ったら怒られるので先へ行きます。

ずらりと並ぶハニワ群、あっちにもこっちにもハニワがありました。おそらく古墳を守っているのでしょう。「ひきかえせー ひきかえせー」的な。(世代じゃない人すみません。笑)

ハニワは色々な種類があってそれぞれ個性がありました。後でこの写真を見た妻が「これ不死鳥のマルコじゃない!?」と言っていました。確かに似てるね(笑)

ハニワの目の中が気になるようでじーっと見つめています。会話しているのでしょうか?「ボクわるいハニワじゃないよう」的な。

見てくださいこのドラクエ感。同世代ならものすごく共感してもらえると思います。僕が小学生だったらここで一日遊べます。

一箇所だけ複数のハニワが集められた場所があり、ここだけ立入禁止になっていました。確かに子どもなら遊びたくなってしまう場所ですね。

動物のハニワもあるんですね。味があってなんか可愛いです。

古墳の方へ向かってみます。息子はいつも通り勝手にサクサクと進んで行きます。

立派な石造りはまるでピラミッドのようです。まあ古墳なのであながち違ってはないのですが。

この古墳、なんと自由に上まで登ることができます。この公園に遊具はありませんが、古墳自体がまるで巨大な遊具です。

絵面的にとても冒険感があります。しかし道は整備されていて階段も短いので、全然険しくなく幼児でも安心です。

さあいよいよ頂上です。ゲームならラスボスがいるか伝説の武器がありそうな場所です。

最後のこの坂だけはかなり勾配がキツイので結構な運動になります。頑張れ!

もう少し!あとちょっと!

到着しました!しかし何もありません。ボスと宝箱はどこでしょうか。

あたりをよく見回すとガッチリと鍵のかかった階段を発見!

おそらくこの下に宝箱が眠っているのでしょうが、鍵を持っていないため断念しました。(後で調べたところこの下には石室が展示されていて、博物館の営業日は入れるようです。)

頂上からは高崎が一望・・とまでは行きませんが、近くに高い建物がない為なかなか見晴らしが良いです。

新幹線の線路が見えるので、粘り強く待っていれば遠くに新幹線も見えます。

そして逆サイドの頂上へ。こちらは本当に何もありません。

息子が「ミニクーパー!」と我が家の車を発見。よく見つけたなお前。

じゃあ下に戻ろうか・・と思ったら、またしても頂上へ登っていく息子。なにこの神々しさ(笑)

どうやら急坂が気に入ったらしく、楽しそうに登って行きます。

しかし何度登っても階段には入れず、頂上には何もありません。残念。

そうか、何も出てこないのは武器を持ってないからだ!と言わんばかりに、今度はネコジャラシを引き抜き・・

ネコジャラシの剣を持ってまたも登って行きます。持つとこちょっとおかしいけど。

しかし剣を持っていてもボスは出てきませんでした。もう諦めろ。

落ち着いたところで水分補給。ほっておくと脱水しそうなぐらい歩いてしまいます。

4往復ぐらい登り降りしたところでさすがに飽きたのか、下に降りて行きました。

古墳の周りをぐるっと歩くだけでいい運動になります。なかなか楽しいです。

周りにあるこの小島は「中島」と言うそうですが、なぜ造られたかの目的はハッキリとわかっていないそうです。謎があってなんかいいですね。

堀の部分も草むらで歩けるようになっています。「パパ、走ろう!」と言って謎の準備体操を始める息子。

ダッシュ!相変わらずどこにいても楽しそうなヤツです。

更に奥へ進むと建物を発見。

「群馬県立土屋文明記念文学館」とありますが、定休日だったので中には入れず。

反対側にも回って見ます。・・・と、ここでトラブル発生!

ネコジャラシの剣が折れてしまいました!・・ちょっと残念そう(笑)

反対の正門側に回ってみると、これまた立派な建物でした。

文学館の脇はちょっとした庭園になっており、散歩や景色を楽しめます。

そして建物を更に回り込んでみると、これまた冒険心をくすぐる階段が。

どうやらこの上はレストランになっているようです。残念ながらこの日は定休日。

でもせっかくなのでチャレンジしてみると・・・

階段の上に雰囲気の良さそうなレストランが。またの機会に来たいと思います。

公園に農産物直売所も併設されています。手前の看板の上にはちゃっかりハニワが。

駐車場に戻り少し休憩した後また出発!「今度はこっちに冒険してみようか」と言ったら「ぼーけん♪ぼーけん♪」と楽しそうです。

こちらの建物は「かみつけの里博物館」。こちらも定休日でしたが、ホームページを見る限りなかなか充実しているようです。

ついにハニワにテレパシーを送り出した息子。「しゃべらなくていい。探らせてくれ。」的な。

線路(排水溝)に沿って歩いていくと・・・

「はにわ工房」の案内が。

どうやらここでハニワ作りを体験できるようです。しかも作ったハニワは古墳に飾られるんだとか。

もう一つの古墳「二子山古墳」に到着。こちらは先程の「八幡塚古墳」と違い、あたり一面草に覆われたのどかな印象。

しかし通路はちゃんと整備されていて、階段の傷みも補修されていたりと歩きやすくなっています。

頂上には石棺の等身大パネルが展示されていました。やはり「八幡塚古墳」がメインのようで、こちらは本当に公園という感じです。

その証拠に(?)、こちら側は犬の散歩をしている方が多数いました。この公園は施設内以外全て犬OKで、近所の方が散歩コースとして利用しているようです。可愛い柴犬くん(ちゃん?)がいたので記念に一枚。いい笑顔。

こちらの頂上から見る景色もまた違った味がありました。ドラゴンでも降りてきそうですね。

公園内の至るところに建造物の説明や模型が展示されているのでとてもわかりやすく、ただの公園ではなく歴史的価値を感じるスポットでした。ハニワ好きの方にはたまらないと思います。

<上毛野はにわの里公園>
〒370-3533 群馬県高崎市保渡田町2000−1
営業時間:24時間 (博物館は9:30〜17:00・火曜定休)
電話: 027-321-1272 (高崎市役所 公園緑地課)
オススメ度:B(大人:◯ 子ども:◯ ペット:◯ 駐車場:◯)
コメント:日本の歴史公園100選にも選ばれている歴史公園で、園内に八幡塚古墳と二子山古墳の二つの古墳をはじめ博物館・文学館・体験工房・レストラン・直売所など様々な施設が揃った複合型スポット。中でも八幡塚古墳は建造当時の姿が復元されていて見応えがあり、自由に登り降りができるので気軽に歴史と触れ合うことができる。子どもが遊べるような遊具・アスレチックはないが、敷地が広いので散歩するだけでも楽しめる。園内は犬OKで、駐車場も大型車・トレーラーOK。

正直そこまでボリュームのある施設ではないのですが(失礼)、古代遺跡にテンションが上がって写真を撮りまくってしまいました。以前に紹介した「土合駅」や今回の場所のような冒険心をくすぐるドラクエ感のある場所をもっと探してみたいですね(^-^)

以前の記事:JR上越線 土合駅【群馬】おすすめスポット

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