キャンピングカー旅の準備【車両編】

キャンピングカー旅の準備【車両編】
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以前の記事でキャンピングカー旅に必要な荷物の準備についてお話ししました。
 
 
今回はキャンピングカー旅に必要な準備【車両編】をお送りします(^^)
 
さて!キャンピングカー旅で一番欠かせないものと言えばなんでしょうか!?
・・・それはキャンピングカーです!・・当たり前ですね(笑)

しかしこのキャンピングカー。色々な装備が付いている上に普段はあまり乗らないという方も多いため、出かける前には必ず準備・点検が欠かせません。
特に大きいモデルになればなるほど点検箇所は多く、修理になった場合も時間がかかりますので、出来る限り早めにこの点検を行ってください。
 
大型モデルは装備も多いので早めに点検。修理の際は時間がかかる事も。
 
旅行の計画を立て準備をして、荷物を積み込んでいざ出発!・・したものの「車の調子が悪い!」「電気が使えない!」など現地に着いてからではもう後の祭りです。これが一人旅ならまだしも夫婦、家族連れの旅であろうものなら「何やってんのパパ、しっかりしてよ」となる訳です。考えただけでも恐ろしいですね(゚ー゚;)
 
ではそうならない為にも、キャンピングカーの事前点検は主にどの辺りを見ればいいのか?何を準備すればいいのか?自分自身の経験をふまえつつ、大きく7つのポイントを中心に見ていきましょう。
 
1、タイヤの点検をする
リヤがダブルタイヤの場合、全てのタイヤをしっかり点検。
 
エンジンやオイル関係などのメンテナンスはキャンピングカーでなくても気を付けたいところですが、乗用車よりも特に気を付けて頂きたいのはタイヤです。キャンピングカーはその性質上「重量が重く、普段あまり乗らない」ことも多いため、タイヤには想像以上の負担がかかっています。特に夏場はタイヤのヒビや割れがあるとバーストする危険も高いため、出かける予定がわかったら早めにチェックです。
キャンピングカーのタイヤは特殊なサイズも多くカーショップに在庫がないことも多いので、旅の直前だけでなく常日頃から点検を心がけて下さい。カーショップやガソリンスタンドに行く際には、ついでに空気圧も見てもらいましょう。
 
 
2、燃料を入れる
キャブコンは燃料タンクの鍵とは別に、バゲッジドアの鍵も必要。
 
キャンピングカーは車ですから、これがなければ始まりません。特にFFヒーター装備の場合は必ず入れておきましょう。高速のサービスエリアや旅先で入れると高かったり、行く場所によってはスタンドが少なかったりしますので事前にいつものスタンドで満タンにしておくと良いでしょう。
また車種によっては給油口の扉の鍵が車のメインキーと違うこともあるため、特に注意が必要です。「給油口の鍵を忘れて出先で給油ができない」という事がないように気を付けて下さい。
 
 
3、サブバッテリーを充電する
サブバッテリーの充電は外部充電が一番効率いい。
 
燃料の次にキャンピングカーの生命線とも言えるのがサブバッテリーです。出先で電気が使えないと非常に不便な思いをしますので、電気系統は必ず点検して、可能であれば外部から100V充電しておきましょう。「キャンピングカーって走れば充電するんでしょ?」と思っている方も多いですが、走行充電は外部充電と比べると弱く、特に車側のバッテリーが弱っていたりエアコンやヘッドライトを付けたりすると充電量は更に減りますので、普段乗らない方は必ず外部充電を行って下さい。
 
 
4、冷蔵庫を冷やす
電気とガスで使える3WAY冷蔵庫は事前に冷やしておくと◎
 
前述の外部充電が出来る方に限りますが、キャンピングカーの冷蔵庫は消費電力が大きく年式によっては冷えが弱いものもあります。特にトレーラー等に装備されている「3WAY冷蔵庫(100V・12V・ガス)」は外部電源があるならば、事前によく冷やしておくことをお勧めします。準備の段階で外部電源を繋ぎ、充電ができていることを確認して、冷蔵庫を点けて、ちゃんと冷えているようであればもう食材や飲み物を入れてしまいましょう。出かける寸前に食材を積みこむよりも楽です。
 
 
5、給水タンクに水を入れる
外からホースで入れるタイプは、タンクが見えないので事前にチェック。
 
最近は水廻りを使わないという方も多いですが、手を洗ったり歯を磨いたりペットに水をあげられたり何かと便利です。給水する際には、給排水タンクが前回の旅で入ったままになっていないか必ず確認して下さい。水を入れっぱなしにすると夏場は腐ったり冬場は凍ったりするので、場合によってはポンプの故障の原因にも繋がります。基本的には自宅で、出かける前に水を入れて、帰ったら早めに水を捨てるようにしましょう。
 
 
6、ヒーターを点検する
ヒーターはエラーの場合、再点火・充電・給油。ダメならショップへ。
 
冬場の車中泊はFFヒーターが欠かせません。特にスキーキャンプなどをされる方は、現地でFFヒーターが点かないと文字通り命取りになりかねませんので、必ず事前に点検をしておいてください。もし点かない場合は大抵の場合、もう一度点け直すか、サブバッテリーを充電するか、燃料を入れるかで復旧しますが、それでもダメな場合はショップで点検・修理が必要です。修理の場合はすぐに出来ない事もありますので、必ず事前に点検し、早めに修理を依頼しましょう。
 
 
7、その他設備や車両を点検しておく
トレーラーの場合、ヘッド車に繋いでライト類の点検を忘れずに。
 
上記以外は車によっても人によっても異なりますが、ガスコンロ、温水ボイラー、サイドオーニングなど使う予定のある装備は念のため点検しておきましょう。現地で使えないととても不便な上にものすごくガッカリします。(体験談です。笑)
そして何よりも気を付けて頂きたいのは車両のチェックです。足回りやオイル関係、電装廻りなど一通りの日常点検をしてください。車両のトラブルは思わぬ事故にも繋がり大変危険ですので、必ず行うようにしましょう。特に普段あまり乗らないという方は要注意です。
 
 
出先のトラブルは時間も費用も余分にかかるので、楽しみにしていたせっかくの旅が全て台無しになってしまいます。そうならないように車両の点検は常日頃から行い、気になる人は早めにショップに相談しましょう。普段なかなか点検する時間がないという方も、遅くとも旅行の1〜2週間前には点検してください。ショップでの修理が必要になった時、すぐに対応できない場合もあるので注意が必要です。
 
上記の項目に重点を置いてこまめに点検して、トラブルのない安全で快適なキャンピングカー旅をお過ごしください。その他、荷物についての準備はこちらを下記の記事をご参考下さい(^-^)/
 
記事まとめ
・キャンピングカーは色々な装備が付いているので、事前の点検を必ず行う。
・タイヤ、燃料、電気、冷蔵庫、水、ヒーターを中心に点検すると良い。
・修理には時間がかかる事もあるので、常日頃から点検をして早めに相談を。
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