キャンピングカー講座 第1回「そもそもキャンピングカーってなに?」

キャンピングカー講座 第1回「そもそもキャンピングカーってなに?」
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あけましておめでとうございます。改めましてじゅんやと申します。
キャンピングカー屋のスタッフとして働きながら、休日は妻・息子・犬と一緒にキャンピングトレーラーで旅をしている群馬県在住の30代会社員です。本年もどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

2018年元日 茨城県・阿字ヶ浦海岸にて撮影。妻と息子と。

このブログはキャンピングトレーラーで出かけた家族旅行を中心に、群馬近辺のおすすめスポット情報を日々更新しているのですが、今年はキャンピングカー&トレーラーの役立つ知識や情報もみなさんにお伝えしていきたいと思います。

おそらくこのブログをご覧頂いている方の中には、「キャンピングカーまたはトレーラーに興味はあるけど、どんなものかイマイチよく知らない」という方がいるのではないかと思います。当然誰でも初めはよくわかりません。

せっかくキャンピングカー屋で働いているので、そのリアルな情報をもっと広く知ってもらって、もっとキャンピングカーが普及して行ったら楽しいなと思っています。スタッフという身ですが出来るだけ偏った情報にならないように、しっかりと良い面・悪い面どちらも伝えていくつもりですので、ぜひキャンピングカー購入または楽しみ方にお役立ち頂ければ幸いです。

 

さて、それではまず第1回は「そもそもキャンピングカーってなに?」です。
キャンピングカーと聞くとやはりみなさん最初に想像されるのはこちらではないでしょうか?

トヨタのキャンピングカー専用シャシー「カムロード」をベースにしたキャンピングカー。

そうです。よく見かけるトラックをベースにしたタイプです。「トラックの荷台に箱(部屋)を乗せて移動する。」これが世間一般でのキャンピングカーの認識ではないでしょうか。

しかし今、キャンピングカーは多種多様になり、一昔前に比べると様々なタイプが混在しています。中には「え、こんなキャンピングカーあったんだ!」というような驚くモデルも登場しています。そしてキャンピングカーという定義がかなり曖昧になりつつあるようにも感じます。

もちろん法的には8ナンバーがキャンピング車だとか、キッチンがないとダメとかもありますが、僕個人の意見としては、誤解を恐れずに言うなれば「車中泊できる車がキャンピングカー」。もっと噛み砕いて言うと、「車内で寝られればキャンピングカー」だと思っています。

「じゃあミニバンのシートをフルフラットにすればキャンピングカーじゃん」と言われそうですが、個人的にはそうだと思っています。本人が快適に車中泊できているならキャンピングカーです。
別に誰がどう作ろうが、法律や安全性に問題がなく、車内で快適に過ごせればそれでいいのです。そもそも始まりはそこだったはずです。

最近ではキッチンやがない(あるいは小さい)キャンピングカーも多数見かけるように。

でも寝るだけではあまりにも味気ない。せっかくだからもっと快適に過ごしたい。キャンピングカーの開発はそこを基盤に行われているのです。(と思っています。)

では「車中泊での快適」とは何でしょうか?僕は主に下の3つだと思います。

1、必要な人数分のベッドがあって、ぐっすりと眠って疲れが取れる。
2、車内で電気が使えて、夜でも照明を付けたりコンセントで色々な家電が使える。
3、可能であれば、水や火が使えるキッチン、トイレなどの生活設備が付いている。

これらをまとめてわかりやすく言うならば「より家にいる環境に近づけられるか」が重要かと思います。そして1から順に重要な項目であると考えます。特に1がなければほとんど意味をなしません。(3は近年ではあまり重要視されなくなってきたのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います)

つまり「キャンピングカー」とは「車中泊出来る車」で、車内外での生活がより快適になればなるほど「良いキャンピングカー」。…と言う認識でいて頂ければ、とりあえずはOKです。
「良いキャンピングカー」については、また機会を見て詳しくご説明していきたいと思います。

●記事のまとめ
・キャンピングカーとは「車中泊が出来る車」であり、今は様々なタイプがある
・車中泊が快適に出来る車ほど「良いキャンピングカー」である
・車中泊を快適に出来る条件は「ベッド」「電気」「その他生活設備」である

個人的な意見も含みますが、ぜひご参考ください。それではまた(^-^)

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