わたらせ渓谷鐵道はトロッコ列車で温泉や食事が楽しめるローカル線!【群馬】おすすめスポット
すっかり定番となってきた父・息子・娘の3人旅、今回は珍しく車ではなく電車の旅です。群馬県桐生市から栃木県日光市を繋ぐローカル線として、鉄道ファンのみならず一般客の観光としても人気が高い「わたらせ渓谷鐵道」をご紹介したいと思います!
さすがに始発から終点まで乗るには長すぎるので、途中駅の「水沼駅」から草木湖の手前にある「神戸駅」まで乗って、草木湖まで歩いてみることにしました。水沼駅裏手の駐車場はご覧の通り、大型車が停められる程にとても広くなっています。
なぜ駐車場が広いかというとここ水沼駅には温泉センターが併設されていて、日帰り入浴はもちろんなんと電車のホームから直接温泉センターに入れるという画期的な駅なのです。
更に駅裏手には渡良瀬川ののどかな風景が広がっていて、この水沼駅だけでも一つのスポットとして紹介してもいいレベルの場所になっています。
草花も綺麗に咲いていて散歩コースにも最適です。桐生市は昆虫の森という昆虫テーマパークがあるほど自然豊かな場所なので、こういう場所をちゃんと残していきたいですね。
この日は日差しも暖かくお出かけ日和でした。タンポポの綿毛を片手にウキウキの二人。
時期としては少し遅かったですが桜も残っていました。いいですねぇ、日本の風景って感じです。
楽しそうに枝垂れ桜の下を通る人たち。子どもと桜は絵になりますね。
この踏切を渡れば水沼駅です。教えた通りに安全確認をする娘。えらいえらい(笑)
水沼駅に着きました。観光としても人気だからか看板も綺麗ですね。さて改札はどこかな…?
…と思ったら改札はなく、乗ってから払うタイプのようです。うーん、ローカル(笑)。ちなみに温泉センターは反対側の桐生駅行きの方です。
ちゃんとホームには休憩所もありました。ちなみに手前の自販機横に書いてあるのはわたらせ渓谷鐵道のゆるキャラ「わっしー」です。
わっしーグッズというのもあるそうなので、利用客の多さを伺わせますね。駅構内の雰囲気もローカル線らしいアットホームでほっこりする雰囲気でした。
しばらくすると反対側ホームに電車が来ました。レトロなデザインで可愛らしい電車です。
程なくしてこちら側のホームにも来ました。なんか童心に帰ってちょっとワクワクします。
中に乗り込むと整理券を取って下車時に払うシステムでした。電車というよりは路線バスに近いですね。一番後ろの窓から景色が見れるので、普通の電車とはまた違う景色が見られます。
目的地の「神戸駅」に着きました。改めて車体を見るとやっぱりレトロでいいですね。ちなみに週末や祝日にはトロッコ列車という観光用の列車も走るので、観光目的の方はそちらをお勧めします。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
この神戸駅には「列車のレストラン清流」という食堂があって、実際に使われていた車両をそのまま活かしてレストランにしているため、列車に乗った気分を味わいながら食事ができるそうです。
歩道橋から見たわたらせ渓谷鐵道。ここは絶好の撮影スポットで、多くの方が撮影していました。
そして走り出す列車。まだ少し残っていた花桃と山の風景がとても癒されます。花桃が満開の時期にはとても素晴らしい風景が見られるそうなので、これはまたの機会に見てみたいと思います。
神戸駅から草木湖(草木ダム)まではおよそ2km。行けるところまで行ってみましょう。
道端の花が本当に綺麗でした。ちゃんとお手入れされているのでしょうね。見事です。
桜が散って花びらの道になっていたのが綺麗でした。でもぜひ満開の時期に見てみたいものです。
娘はどんぐりを見つけて楽しそうに拾っていました。もうほとんどメイちゃんです。(トトロの)
駅からの道は車も少なく子ども連れでも安心して歩けました。ただ色々な物に気を取られるため、なかなか先へ進めません(笑)
しばらく歩くとトンネルが見えてきました。どうやらここを通って草木湖の方まで行けるようです。
ここは琴平トンネルという実際に昔のわたらせ渓谷鐵道(足尾線)が通っていたトンネルだそうで、今は使われなくなったため遊歩道になっているとの事。
中に入ると本物の列車のトンネルだけあって迫力満点。冒険心がワクワクするような場所です。
…と言っても長さ60m程度なのでトンネル自体はすぐ終わってしまいます。ここまで結構歩いてきたので子どもたちもちょっと疲れた模様。
という訳で、草木湖は断念してここで引き返すことにしました。まあ湖は見れませんでしたが、綺麗な渡良瀬川の景色が見れたので今回は良しとしましょう。
帰りももちろん神戸駅から水沼駅へ。わたらせ渓谷鐵道は本数が少ないのでご利用は計画的に。
窓からの景色も綺麗で癒されました。群馬は車移動ばかりなのでたまには電車もいいものですね。
水沼駅に到着。温泉でも入ってゆっくりしたいところですが、息子・娘のコンビだとおそらくゆっくり出来ないのでそれもまた今度(笑)
それほど長くない乗車時間でしたが、電車に乗れて子どもたちも大満足だったようです。機会があれば今度はトロッコ列車の方に乗ってみたいですね。花桃の絶景もぜひ見てみたいです。
<わたらせ渓谷鐵道>
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々(始発 大間々駅)
営業時間:ホームページの時刻表を参照
電話: 0277-73-2110
ホームページ:https://www.watetsu.com
おすすめ度:A(大人:◎ 子ども:◎ ペット:◯ 駐車場:◯)
コメント:群馬県桐生市の大間々駅から栃木県日光市の間藤駅を繋ぐローカル線で、そのレトロな雰囲気で鉄道ファンのみならず一般の観光客にも人気がある。特に休日のみ走るトロッコ列車は観光としても有名で、渡良瀬川の景色と合わせて昔ながらの電車旅を楽しむことができる。途中駅の中に温泉センターやレストランがあるなど電車旅を充分満喫できるものになっており、途中下車をして散歩を楽しむのもまた魅力の一つになっている。駐車場は各駅にあるが大型車は駅ごとに要確認。ペットはケージに入れれば乗車可。
名前は以前から知っていましたが今回初めて乗ることが出来ました。息子も今年で年長、来年度からいよいよ小学生なので今の内に出来る限り色んな場所に連れて行ってあげたいですね(^^)
-
前の記事
ぐんま天文台は口径150cmの超大型望遠鏡を持つ日本有数の天文台!【群馬】おすすめスポット 2022.03.30
-
次の記事
アクアワールド大洗水族館は子どもも大人も楽しい関東最大規模の水族館!【茨城】おすすめスポット 2022.05.01